A型看板
よく見るA型看板4種類
ポスターを入れるタイプ
A型看板と言えば、手書きするタイプよりこちらが定番かもしれません。既存のポスターあるいは、制作したポスターを看板にはめ込むタイプです。
メーカー支給、フランチャイズ本部支給のポスターがあれば、そのまま使えます。もしそのような既存のポスターがない場合、ポスターを用意します。
ポスターを用意するには、デザインして印刷しなければいけないので「自分にできるかな?」と立ち止まってしまわれる方も多いようです。
しかしデザインと印刷を丸投げして、安く仕上げる方法もありますので、後で詳しく紹介します。
手書きするタイプ
チョークを使って書く黒板、マーカーを使って書くタイプがあります。手書ですので手作り感があっていいのですが、雨には強くありません。雨を防ぐ専用のカバーも販売されています。
看板の文字がかすれていたり、一部消えていると「更新してない感」が出てしまいますので、メニューの内容が変わらなくても、定期的な書き換えが必要です。
カード差し込みタイプ
不動産情報でよく見かけるタイプです。A型看板に2~3列のカードケースを取り付け、そこに物件情報を入れて、持ち帰ってもらいます。
手書き&ポスター
「手書きしたい」「でも雨にも強く」「書き換えるのは3か月に1回くらい」というご希望には「A型看板ホワイトボード加工」という裏技的な方法があります。
黒板風のデザインのポスターを印刷して、その表面に「書いて消せる」ラミネート加工をします。その上からマーカーを使って手書きします。そのポスターをA型看板に入れます。
コンパネなら自作できるかも?
「A型看板を自作する」という方法もあります。筆者がよく行くホームセンターでは建設工事用のコンパネを使って自作した看板をよく見かけます。
DIYが得意な方にはそれほど難しくなさそうです。
ただ看板は自作できても「ポスター」をどうするかという問題が残ります。基本的にはコンパネ(木製)の上にポスターを貼るだけなので、ポスターに雨が直接かかってしまいます。
そのため、ポスターそのものが防水仕様でなければいけません。その場合は、当店のラミネート付きポスター印刷をご利用ください。
A型看板のサイズ
定番サイズ
看板のサイズはポスターのサイズで表現するのが一般的です。
当店では世の中に多く出回っている既存のポスターサイズに合わせて、3種類の大きさの看板、A1,A0,A2(販売数順)サイズを用意しました。
A1の看板と言っても、看板自体の大きさはA1より大きくなりますので、設置予定のスペースをしっかりチェックしてください。
特殊サイズ
見慣れない物にはつい目がいってしまいます。
A看板も定番のサイズを縦長、横長にすることで、より目立つようになります。
風対策は必須
お店の前に置く看板には、どのようなタイプの看板であっても風対策が必ず必要です。
「重り」になるのは、石、水、砂、コンクリート、鉄など。A型看板のように据え置きではないタイプの看板には「水」がおすすめです。看板を使わなくなったら、水を捨てれば容器だけになり、軽くなるからです。
当店のA型看板は重しベースがないと、重りを付けるのが難しい形状の看板です。重しベースがありますので、是非看板と一緒にお買い求めください。
しかしどのような対策をしても、飛ばされてしまう可能性はあります。強風の時にはこまめに「看板をしまう」ことが最良の風対策です。
ポスターの準備
既存のポスターを使う
看板自体は雨に濡れても問題ありませんが、保護シートの中に雨が染み込むことがあります。そのため、既存のポスターが防水ではない場合、劣化が早いと思われます。
オフィス用プリンターでA3サイズで出力する
ポスターを作る最も手軽な方法は、オフィスにあるプリンターで、A4またA3で分割して出力し、貼り合わせてA1(またはA2,A0)にする方法です。
貼り合わせるとあまり見栄えはよくありませんが、看板の中に入れるポスターは、普通は1メートルくらい離れた位置から見ますので、案外気にならないかもしれません。
この方法ならイラレがなくても、ワードで制作可能です。
当店に依頼する
当店のラミネート加工無料のポスター印刷がいちばんおすすめですw。そして無難です。
デザインデータの自作をおすすめしない理由
使い慣れたワードやエクセル、パワーポイントでポスター用のデータを制作する場合。
これらのアプリケーションではA1サイズの大きさのドキュメントは制作できません。
そのため、A3のドキュメントで作成し、拡大して印刷します。ただし、拡大する分、画像が荒くなってしまうという大きな欠点があります。
例えば料理の写真がぼやけていては、お店の印象まで悪くなってしまいます。拡大して出力する方法はおすすめできません。
もう一つ、デザインの自作をおすすめしない理由は・・・・デザインに素人っぽさが出てしまうためです。
文字だけの看板、矢印がメインの看板であれば問題ないかもしれませんが、「おいしさを伝える」「集客力をアップする」が目的の看板でしたら、コストはかかりますが、デザイナーに依頼しましょう。
その方が、看板のコスパは上がるはずです。
「デザイナーに頼むと高い」というイメージをお持ちの方は、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラといったサイトでフリーのデザイナーさんを探して外注されるといいでしょう。
デザイン事務所に依頼すると3万円のところ、5千円から1万円でセンスのいいポスターを作れます。
安く、満足できるデザインにするコツは、丸投げしないことです。
ポスターのイメージを詳しく伝え、写真素材、キャッチコピーはご自身で用意されるといいでしょう。また、参考になるポスターやチラシがあれば、それをみてもらえれば、デザイナーさんはプロですから、あなたの意図を汲み取ってくれます。
もしいいデザイナーさんが見つかれば、お店のチラシやメニュー、封筒や名刺、ショップカードなどのデザインもお任せできるようになりますので、初めての方も是非チャレンジしてください。
写真素材
写真は一般的なデジカメで撮影したものがあれば、とりあえず大丈夫です。上下左右、色々な角度から撮影して、後から選択できるようにしてください。
料理の写真なら、雑誌などでおいしそうな料理の写真を見つけて、マネするのがいいでしょう。
フリーの写真素材集も活用しましょう。フリーで適当なものが見つからなければ、有料サイトでも探してください。
無料の写真素材集
有料の写真素材集
キャッチコピーは大切です
ポスターのキャッチコピーはとても重要です。特に集客目的の看板でしたら、デザインよりキャッチコピーの方が重要です。
おいそうな料理の写真だけでなく、おいしさの理由をキャッチコピーで伝えます。
お客様があなたにお金を払うことで、どんな(良い)結果が得られるのか、実績があるのか、そしてそれは本当なのかを表現するのがキャッチコピーの役割です。
A型看板のキャッチコピー・タイトルについては売れるタイトルを考えようを参考にしてください。
A型看板の活用方法
長持ちさせる方法
アルミフレームのA型看板であれば、数年使ってもフレームにキズが付く程度で、看板として使えなくなることはありません。
ただ保護シートが紫外線で劣化して変色・変形してしまうことがあります。当店スペア部で保護シートのスペアを販売しておりますので、交換しながら長く使ってください。
両面活用は当然
当店A型看板は両面にポスターを掲示できるタイプです。両面使わない手はありません
。 両面同じポスターでも、片面づつ異なるポスターでもいいです。
準備中?定休日?
片面に「営業中」、反対面に「定休日」と書いた看板を制作するとどうなるでしょうか?営業時間になると、看板の向きを変えるのですが、これでは開店30分前にも「定休日」となってしまい、もったいないです。
「営業中」の反対はとりあえず「準備中」がいいでしょう。「定休日」と掲示する必要がある場合は、別途ポスターを1枚用意し、定休日にポスターを入れ替えてください。
A型看板のライトアップ
電源さえ確保できれば、DIYで簡単にライトアップできます。A型看板の置き場所が暗くてお困りの方は参考にしてくだださい。
A型看板の梱包サイズについて
大型商品のため、お届けにご迷惑おかけすることがあるかもしれません。日曜祝日は配達できなかったり、個人宅へは送料が割高になったり、まとまった数量は分割でのお届けになったり・・・
A型看板各サイズの梱包(お届け時の段ボールの)サイズはこちらでご確認いただけます。
2台で1つのポスターで違いをつくる
一つのデザインを2つの看板に分割して掲示すると、センスの良さが感じられるかも?
看板を2台並べて置けるスペースがあればお試しください。
こんな使い方はNG
当店の近所にラーメン屋さんがあります。「営業中」と書かれた木製の大きな(A0サイズくらい)A型看板を出されているのですが・・・・風の強い日はその看板が倒れているのです。
「何で重りを乗せないんだろ?」と疑問だったのですが、倒れているのではなく、強風の日はあえて倒してあることに気づきました。
その看板は木製で、閉じることも分解することもできない看板なので、どこかに収納することができないのだと思います。
それで風の強い日は、安全を考慮して店の前に倒してあるのです。
しかし、「営業中」と書かれた看板が店先で倒れているのはどうでしょうか?
「看板倒れ」という言い回しもありますし・・・そのお店に入りたい気分にはならないはず。
看板を倒すのは商売としてはNGです。
当店のA型看板は、使わない時は閉じて薄くできますので、お店の裏に移動させたり、隙間に入れて片付けることもできます。
A型看板の代替品紹介
「A型」ではなけれど
水を入れて重りになる台座に、ポスターのフレームを取り付けるタイプの看板です。台座にはキャスターが付いており、台座(重り)ごと移動させることができます。
A1サイズのみとなります。
重り一体型のAスタンド
プラスチック製で、看板の中に水を入れて重りにします。パネルに貼ったポスターを差し込むタイプの看板。A1サイズのみです。
A型看板を置くスペースがない場合は垂れ幕
建物の壁面から吊るすタイプの垂れ幕バナー。
看板を置くスペースがない場合にとても有効なディスプレイです。 ターポリン製で完全防水。しなやかで非常に丈夫な素材です。
ターポリン看板
同じくターポリンを使った看板。屋外でのイベント用ディスプレイとして人気です。フレームはアルミ製で軽量、組立式。フレームとターポリンはマジックテープで留めます。工具不要。
東京オリンピック、国立競技場で使っていただけないでしょうか?関係者の方お願いします!
ポップアップスタンド
スポーツ系のイベントではとてもユニークで目を引く看板、ディスプレイ。パッと広げるだけのポップアップスタンド。屋内外で使用可