古代ローマ帝国 地図ポスター
「永遠の都」古代ローマの壮大な国家を追体験し、その魅力に触れるためのポスターです。
古代ローマの魅力
- 法の支配、公共の利益、市民参加などを原則とする政治制度
- ローマ街道や水道橋、コロッセウム、パンテオンなど。現代でも色褪せない建築と公共事業
- 昨日までの敵、敗者をも融合する文化の多様性
- アレクサンドリア図書館に代表される知識と学問の振興
そして、特に魅力的なのが古代のローマ人です。
知力ではギリシア人に劣り、体力ではケルトやゲルマン人に劣り、技術力ではエトルリア人に劣り、経済力ではカルタゴ人に劣るローマ人だけが、なぜ巨大な世界帝国を繁栄させることができたのか?
このような問から始まる塩野七生さんの大著「ローマ人の物語(I~XV)」。
15巻末にローマ人が自分たちにとっての「基本道徳(モラル)」としていたことがまとめられています。
敬虔
永遠の価値の尊重。神々の意思への敬意。現実の生活での良き振る舞いの重視。
人間性
人間関係の重視。それが家族の間であろうと友人の間であろうと国家の間であろうと。
自由
個人の人格の尊重。そして、自分だけでなく他者のそれも守る意思。
寛容
降伏した敵に対する寛容。異なる宗教、文化、風習の許容。
道徳
いかなる時代もいかなる個人も個々では与えることのできない、長い歳月を経た知恵の集結。ゆえに尊重の価値ある伝統。
権威
上位の者や権力者だから従うのではなく、知恵と経験に優れた者ゆえに従う価値。
信義
友人間に限らず、その存続がローマの意向しだいである人々との間にもあるべき感情の基盤。
規律
家族、社会、帝国の別なく人間が共に生きていかねばならない諸々の組織を機能させるに必要な規律。そしてそれらを日々訓練することによって守り立てていくことの重要性。
厳格
他者に対してよりも、自分自身に対してこそ課されるべき規律。
威厳
真に重要なことを見抜き、それを責任感を持って実施すること。
一貫性
方針が決まれば、それで着実に最後まで行く一貫した態度。
何とも現代的というか、普遍的なモラルではないでしょうか?令和の日本人が読んでも、まったく色褪せておりません。
地図ポスターについて
地図はローマ帝国の後期、紀元395年の情報が収められています。
我らが海と呼ばれた地中海。
蛮族(今の時代、このように言っては該当地の方から怒られますが)の侵入を防いだ軍団基地がそのまま現代につながるライン河、ドナウ河沿いの都市。
カエサルが征服したガリア。死闘を繰り広げたカルタゴ。古代ローマの意識高い系の憧れの地アテネ。包まったクレオパトラのエジプト。最後の晩餐が行われたエルサレム。東の都となったコンスタンティノープル。北の果てまで来たのか!ハドリアヌス長城。
興味は尽きず、眺めて飽きることがありません。
注意事項
ただし、地図はインテリアとしてお楽しみください。当時の国境、属州の境界、地名表記の正確性、時代考証など保証できません。
また地図情報の出典は不明。紙の地図をスキャンしたものと思われるます。
(当店はそのデータの使用権を購入しました)
サイズはA1またはA0。
ポスターのみか、ポスターが映える黒フチフレーム付き。
ポスターのみの場合、表面を保護するラミネート加工付。ポスターを丸めた状態でお届けします。
フレームの付きの場合、ポスターをフレームの中に入れてお届けします。
送料
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