ポスター印刷を活用する方法
ポスター印刷を活用する6つの方法
制作したポスターを「貼る」だけではもったいない。いろいろな使い方・活用方法がありますので、紹介します。
パネル加工
パネル加工は学会での発表や展示会ブースでよく利用されます。
印刷したポスターをスチレンボードと呼ばれるパネルに貼ります。
パネルは厚み(3mm-5mm)がありますので、イーゼルを使って立てかけることもできます。
パネルは気温によって、反ってしまいますので、「反りにくい」パネルを利用しましょう。
糊付きのパネルを用意して、お手元のポスターを貼ることもできます。しかし経験がないと、A3サイズ以上の大きさになると空気・シワが入って失敗してしまう可能性が高いです。
ホワイトボード加工
印刷したポスターにホワイトボード加工を施します。具体的には、ポスターの表面にホワイトボード仕様のラミネートを貼ります。
ホワイトボード用のペンで、書いて消せるようになります。
定期的な情報の更新が必要なポスターやワークショップなどでのアイディア出しに使えます。
会社のミーティングルームにホワイトボードを置く代わりに、壁面に貼ってスペースを有効利用できます。
ポスターのデザインは自由ですので、オリジナルのホワイトボード、持ち運びできるホワイトボードとしても使えます。
ポスターフレーム
全国どこの駅でも必ず見かけるであろう、ポスターフレーム。
壁面にポスターを貼る代わりに、ポスターフレームを取り付けておきます。ポスターを定期的に差し替える場合に便利です。
ポスターを直接壁に貼って差し替えする場合。しっかり貼れば剝がすのに苦労します。しっかり貼らなければポスターが外れてしまいます。
何回も貼ったり剥がしたりすると、壁面が痛んでしまいます。
ポスターフレームは素材がアルミ製で軽量。ポスターの差し替えが簡単です。少なくとも、壁にきれいに貼るよりは簡単です。
ポスターフレームは保護シートで中のポスターを保護しますので、長期間の展示でもポスターがダメージを受けません。通行人のイタズラで破られたり、落書きされたりの心配もありません。
タペストリー
タペストリーはポスターを見栄え良く「吊るす」ために使います。
吊るした状態で、ポスターの上下を挟んで、適度な重さが加わり、ピンと張った状態を保ちます。
タペストリーを使用する場合、ポスターの横幅を、タペストリーの横幅に合わせて制作するのが一般的です。
横幅80cmのタペストリーに、横幅120cmのポスターを吊るすと、両端が垂れてしまうでしょう。
反対に横幅120cmのタペストリーに、横幅80cmのポスターは、しっかり吊るせますが、あまり見栄えはよくないでしょう。
両面印刷
ポスターを両面印刷できることは、あまり知られていないと思います。1枚からでも両面印刷できます。しかも裏表で違うデザインで。
例えば、カーディーラーのショールーム。大きな窓ガラスにポスターが貼ってあり、外からはポスターの裏側(白紙)しか見えない状態をよく見かけます。
既存のポスターを2枚貼り合わせて、どちらからも見えるようにできますが、あまりスマートな方法ではありません。A1くらいの大きなポスターになると、キレイに貼り合わせるのは難しいでしょう。
ショールームの外には、まず興味を持ってもらって、ショールームに入っていただくようなPRを。
ショールームの中には、中に入っていただいた方向けのPRと、外と中では異なった内容にした方がよくないでしょうか?
マグネット加工
ポスターの裏側にマグネットシートを貼ることで、スチール製の壁面にくっつくようになります。
さらに、ポスターの表面をホワイトボード加工すれば、オリジナルデザインの伝言板のような使い方もできます。