医療・スポーツ系【デザイン参考事例】A看板・ポスター印刷
A看板・ポスター用デザイン参考例とデザイナーからのアドバイス
~医療・スポーツ編~
医療・スポーツ系のポスターは、配色としてグリーンやブルーを使い安心感を与えるデザインのものが好まれる傾向にあります。しかし、最近のスポーツジムなどのポスターは非常にセンスの良いデザインも多いので参考になりますね。
スポーツ系のポスターは、そのジムやスポーツクラブに入会してもらうことを目的としています。それに対して医療系のポスターは厚生労働省による「医療広告ガイドライン」の規定に沿ったものである必要があるため、その医院の場所などを告知するという内容になるでしょう。そのルールの中でいかにデザインするのかがデザイナーの腕の見せ所になります。
では、具体的に医療・スポーツ系のポスターデザインを見ていきましょう。
フィットネスマシンのポスターデザイン
フィットネスマシンの紹介ポスターです。ボディスーツを着てトレーニングをすると高い効果が得られるという商品です。モノクロカラーを使い、全体的にクールな印象のデザインに仕上げています。
8枚の写真を利用して動きを表現しています。この配置も良いのですが、1枚の写真を選んでアイキャッチとして使うのも良いかもしれませんね。
トレーニングスタジオのポスターデザイン
トレーニングスタジオのポスターデザインです。多くの写真が使われており、初めてこのポスターを見る人でも安心して訪れてみたくなるデザインに仕上がっています。ビルの6階という立地を考えるとこうした清潔感を感じることのできるポスターは非常に効果が高いと思います。
また、小さな子供連れでも安心して利用できるキッズスペースの存在をしっかりと伝えられているため、これを見てスタジオを利用する人が多いのではないでしょうか。
歯科医院のポスターデザイン
歯科医院のポスターデザインです。歯の治療だけではなく、治療の相談を客観的に聞いてくれるというサービスを訴求するためのポスターです。そのため、歯科のポスターでよく使われるブルーやグリーンではなく、より親しみを感じることのできるようにオレンジにより配色されています。
歯科に治療を相談するというのはややハードルが高いかもしれませんが、このポスターでは具体的に困っている症状を書いて、その改善策を数字で指し示すという工夫がされています。これらの症状に困っている人にとっては相談しやすいと思われます。
はり・灸・マッサージのポスターデザイン
はり・灸・マッサージをメインにした治療院のポスターデザインです。非常にシンプルなデザインで高齢者にも視認しやすい大きな文字で構成されています。情報も整理されており、診察時間とQRコード、電話番号という最低限のものが掲載されています。
診察室の写真もあるため、初めての人でも安心して問合せができるでしょう。また、詳しい情報を知りたい人のためにHPへの誘導があるために、ポスターの情報としては揃っています。
薬局のポスターデザイン
薬局のポスターです。非常に親しみやすいイラストであるため、子どもからお年寄りまで幅広く好印象を持たれるデザインと言えます。配色もシンプルで、アクセスマップもしっかりと掲載されているため地域の人に薬局の存在を認知させる効果があるでしょう。
デザインとして構成を考えるのであれば、薬局名を一番上に配置するとポスター全体の安定感が増します。見る側は上から見るのが一般的ですので、薬局名を最初に認識させるとそのイラストのイメージをより効果的に伝えることができるでしょう。
「ネットから処方箋を受け付けている」というのは非常に優れたサービスですが、QRコードが配置させることでより多くの人にそのサービスを利用してもらえるようになるという効果があります。
無料QRコード制作サイトを利用して積極的に利用してみましょう。
まとめ
今回は医療・スポーツ系のポスターについて見てきました。これらの分野では安心感やその場所を認識してもらうことが非常に重要です。そのため医院やスポーツジムの外観写真などを掲載すると、より効果的なポスターデザインを制作できるでしょう。