大手のチラシの一部だと、やっつけ仕事になっちゃうのかな~?
大手家電店のチラシの中の、テレビに外付けするタイプのスピーカーのタイトルです。
(よくあるタイトル)
テレビをもっといい音で映画もニュースもクリアな音で楽しめる
・・・なんともありきたりで、突っ込みが甘い。やっつけ仕事ですね。
チラシ全体から見れれば、ごく小さなスペース。たくさんある商品の一つなので、問題ないと言えばそれまでですが・・・
この手のチラシがどのような体制で制作されているのかわかりませんが、このスピーカーを本気で売ろうと考えたらこういう表現にはならない。
もしチラシ制作者の給料とスピーカーの売り上げが比例する制度だったら、もっともっと考えたはず。
しかもこのスピーカー、チラシの「敬老の日特集」のコーナーに掲載されています。
この手のスピーカーがターゲットする顧客は、次の2つのはず。
1.テレビの音が聞こえずらくなった方向け
2.映画館のような迫力ある音を楽しみたい方向け
「テレビをもっといい音で」「映画もニュースもクリアな音で楽しめる」は、なんとなく「2」がターゲット。
敬老の日特集であれば、「1」であるべきなのに。
- まずおじいちゃん、おばあちゃんに絞ります
- そして映画を楽しむのではなく
- テレビの音量に関してどの家庭でもあるような、ちょっとした悩み(問題)に焦点を当てます
そうすると何気なくチラシを眺めているおじいちゃん、おばあちゃんの目に、このタイトルが飛び込んでくる確率は高くなるはず。
「おじいちゃん、テレビの音うるさい」と言われたことありませんか?はっきり聞こえて、家族の方に迷惑もかけないスピーカーです。
もちろん当のおじいちゃん、おばあちゃん本人ではなく、「プレゼント」しようとする子や孫の目にも留まります。