ユーモアは文体ではなく中身に宿る
雑誌で見かけたゴルフクラブのタイトルです。
(よくあるタイトル)
飛びすぎちゃって、困っちゃう~!
このタイトルを作った人は、おそらくユーモアのあるタイトルを狙っていると思います。
しかし、それはあんまり成功していないように感じます。
なぜなら、口調や文体をいじっただけではユーモアとは呼べないからです。
ユーモアは、奇をてらった文体ではなく、普通の文体でも思わず笑ってしまうような表現のことを指します。
ちなみに、このタイトルを普通の言い方にすると「飛びすぎて困る」です。ユーモアは皆無ですね。
(売れるタイトル)
隣のコースのグリーンに、ワンオンした。
このように、普通の文体であってもユーモアのあるタイトルにすることができます。