文字数を削るなら、鋭い言葉を
雑誌の広告で見かけた薬用ボディシャンプーのタイトルです。
(よくあるタイトル)
薬用で防ぐ。
こちらのタイトルは、文字数を少なくして文字を大きく見せるタイプの広告に使用されていました。でも、文字数を削った割には、言っていることは平凡ですし、インパクトは少ないと思います。
この広告で紹介している薬用ボディシャンプーは、冬に起こりやすい「しもやけ、あかぎれ、ひび、にきび、雪やけ後のほてり」などを防ぐ効果が期待できます。文字数を削ってまで大きく見せるのなら、もっと鋭いタイトルにしないと意味がありません。
(売れるタイトル)
冬が好き
商品の良さを引き出す最適な一言を探す
新聞広告で見かけた和風スーツのタイトルです。
(よくあるタイトル)
和と洋が融合した、個性が光るこだわりの一着。
「和と洋が融合した」よくあるフレーズです。
「個性が光る」これもよくあるフレーズ。
「こだわりの一着」これまたよくあります。
つまり、このタイトルは「その辺で見かける言葉」だけで成り立っていることになります。
広告主が本当にこの商品を売りたいと思った時、果たしてこのタイトルで納得できるのでしょうか?
もっと、その商品の良さを引き出す最適な一言があるはずです。
(売れるタイトル)
和服
意味の通じないタイトルは避ける
雑誌広告で見かけたニットチュニックのタイトルです。
(よくあるタイトル)
「上質」を「気軽」に変える、夢のニットが登場。
こちらのタイトル、読んでみて首を傾げた人もいるのではないでしょうか。
その理由は『「上質」を「気軽」に変える』の部分にあります。
そもそも、上質と気軽は対立した概念ではありません。
上質で気軽な服だって、たくさんあるはずです。
にもかかわらず、『「上質」を「気軽」に変える』と言っているため、「?」となってしまうのです。
こうした意味がよくわからないタイトルは、避けたほうが良いでしょう。
栃木 宇都宮| 有限会社タイムリーさま。大判ポスター印刷をご利用いただきました。
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有限会社タイムリーでは、三和株式会社の製品を取り扱っています。
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「今、売れてます」は効果的か
新聞広告で見かけた、お酢のタイトルです。
(よくあるタイトル)
10秒に1本、売れています。
もっとも効果のあるキャッチコピーは「今、売れています」だと言った人が、かつて居ました。
たしかにそれは、日本人の購買意識をよく理解された発言だと思います。
しかし、どれもこれも「今、売れています」のタイトルだらけだとしたら、どうなるでしょうか?
ほかの商品・広告との差が無くなり、埋没していきますよね。
(売れるタイトル)
お酢をつかったレシピを、たくさんおぼえた。
デパートのポップなら「今、売れて
「感動」とだけ書いても共感はしない
新聞のチラシにあった、冬布団のタイトルです。
(よくあるタイトル)
感動するほどあったかい!
今回も、安易なタイトルの代表例といった感じです。
あたたかさを伝えるために「感動」という言葉をチョイスしても、消費者に毛布のあたたかさは伝わりません。
なぜなら、「感動」という言葉だけでは、消費者の想像力は掻き立てられないからです。想像力が掻き立てられなければ、いくら「感動」という言葉を使っても、それはただ右から左へ抜けていくだけです。
(売れるタイトル)
おもわず二度寝したくなる、危険な冬布団。