謎の造語は使わない

新聞広告で見かけた男性用革靴のタイトルです。
(よくあるタイトル)
高い目線で「男人生」をアップ!
このタイトルを見て思うこと、それは共感でも商品への興味でもなく、「男人生」という謎の造語への疑問です。
「男人生」が言わんとしていることは何となく理解できますが、「男の人生」とすれば済む話で、わざわざ造語にする必要性がありません。
タイトルにおいて造語を使ったほうが効果があることもありますが、それは造語がその商品のベネフィットを伝える上で効果がある場合です。
(売れるタイトル)
クタクタの革靴を履いて、昇進した男はいない。
このように、「男人生」という謎の造語を使わなくても、「革靴を履くことで男の人生が軌道に乗ること」を表現することは可能です。