店舗に貼る大判ポスターは「合成紙」&「ラミネート加工」で長持ち!【ポスター印刷の基礎知識】
商品の説明やおすすめのメニューなど、お店にとって重要な大判ポスターは、耐久性を持たせて末永く使いたいものです。
少しでも耐久性を高めようとコーティングが施されているマット紙を選ぶ方もいますが、合成紙にラミネート加工を施したほうが、耐久性は格段にアップします。
見た目は、ラミネート加工していない紙とそれほど変わらないのに、比較にならないほど丈夫になります。
また、仕上げにホワイトボード加工を施すことで、文字やイラストなどを書き込むことができますので、使い勝手はさらに良くなります。
簡単には傷まない大判ポスターを印刷するために
来店したお客様に、さまざまなことを知っていただくために、お店にはたくさんのポスターが必要です。
お店に貼り出すポスターには、新商品やおすすめメニュー以外にも、半永久的に掲示したいポスターもあることでしょう。
ところが、その重要なポスターが破れていたり、ボロボロだったりしたら、読みづらくなるだけでなくお店の信用問題にも関わってきます。
かといって、古くなる度に新しく印刷するのは、手間とコストがかかります。特に、調理の熱などで湿度も高くなりがちな飲食店の場合、紙の印刷物の耐久性は短くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、合成紙にラミネート加工を施すという方法です。
また、大判ポスターを簡単には破れないようにするためには、主原料が合成樹脂の「合成紙」を使用するといいでしょう。特に、主原料がポリプロピレン樹脂の場合、強さと同時にしなやかさを持ち合わせた合成紙となります。
丈夫な紙の上にさらにラミネート加工を施す
ポリプロピレンの合成紙は、一見すると普通の紙なのですが、故意に手で破ろうとしても破ることができません。また、水がかかってしまったり、一定時間水に浸けてしまったりしても、普通の紙のようにボロボロになることはありません。そして、元々強度と耐久性が高いこの合成紙にラミネート加工を施すことで、印刷物はこの上ないほど丈夫になります。
ラミネート加工とは、印刷物の表面に透明の保護膜を貼って強度を上げるというものです。この加工をしないと、ポスターの表面に傷や汚れが簡単についてしまいます。
「普通のマット紙」「合成紙(ポリプロピレン)」「合成紙(ポリプロピレン)&ラミネート加工」の3つを比較すると、印刷物の仕上がり自体にそれほど差は出ませんが、耐久性に大きな差が出てきます。
「普通のマット紙」だと破れる、傷がつく、水に弱いポスターになってしまいますが、「合成紙(ポリプロピレン)」にするだけで強度と耐水性は大きく上がります。
さらに、ラミネート加工をすることで、傷付かず、破れず、強い耐水性が得られます。
ほとんどの印刷専門店では、このラミネート加工はオプション扱いとなり、別料金が発生します。しかし、Hotdoggerの場合は大判ポスター印刷(A1、A0、B1サイズ)の印刷でもラミネート加工が無料ですので、お得に丈夫なポスターを作ることができるのです!
オリジナルのホワイトボードを作ることもできる!
仕上げの加工にも種類があり、表面をホワイトボード加工することも可能です。これにより、オリジナルデザインのホワイトボードを作ることができます。
通常は、印刷物に一度書き込みを行うと消すのが面倒だったり、完全に消すことはできなかったりしますが、ホワイトボード加工をすれば自由に文字を書き足したり、消したりすることができるのです。
ホワイトボードですと、設置するために場所を取ってしまいますが、ポスターであれば壁に貼り付けるので場所は取りません。使い方は無限に広がりますね。
これらの点から、もし末永く貼りたいポスターがあったら、合成紙&ラミネート加工がおすすめです。ただのマット紙よりは高コストかもしれませんが、長い目で見ると、とても経済的です。また、便利なホワイトボード加工も、併せてぜひご検討ください。