ポスター印刷
- 雑誌新聞

雰囲気だけでタイトルを決めない
新聞広告で見かけた化粧品のタイトルです。
(よくあるタイトル)
ダイヤモンド美白で芸能人みたいな肌に!
以前、キャッチコピーは目を留まらせる役目があると書きました。
確かにその通りです。
そして「ダイヤモンド美白」という言葉は、なんとなく凄いもののような気がして、目が留まるかもしれません。
でもそこまでです。「ダイヤモンド美白」という言葉に、「なんとなく凄い」以上の意味はありません。
タイトルには、相手を納得させる言葉を選ぶようにしましょう。
(売れるタイトル)
CMで芸能人の肌を見ても、羨ましくなくなった。

タイトルで生々しく訴求しないと損
雑誌広告にあった歯磨き粉のタイトルです。
(よくあるタイトル)
後悔しないための、歯や歯ぐきのケアはじめませんか
こちらのタイトルは、無難にまとまっていますが、具体的な訴求は何一つありません。
企業は高いお金を払って広告を掲載している訳ですから、広告の中で最もスペースを割くタイトルでは、もっと生々しい訴求をしても良いのではないでしょうか。
このタイトルの場合「後悔」が重要な要素になりますが、歯や歯ぐきをケアしないとどんな後悔をするのか、という点をもっと掘り下げると良いかもしれませんね。

もう一歩、踏み込んだ表現を
雑誌で見かけた電動自転車のタイトルです。
(よくあるタイトル)
のぼり坂も、スイスイのぼれます
こちらのタイトルは、読者目線で悪くはありません。
しかし、もう一歩、具体的に踏み込んだ表現ができるのではないでしょうか。
例えば、ママチャリの場合は坂道ではどうしているか?
その光景を想像して、あとはそれを書くだけです。
またキャッチコピーには、その商品が無い状態を書く場合と、その商品を手に入れた状態を書く場合があります。商品によって使い分けましょう。
(売れるタイトル)
帰り道の登り坂。自転車が荷物になってませんか?
このよ

ターゲットの目線で、より具体的に訴求
新聞広告にあった、栄養ドリンクやサプリメントのタイトルです。
(よくあるタイトル)
☆疲れを解消して元気が出る!!
☆アミノ酸とビタミンが体に効く!
まず「疲れを解消して元気が出る!!」のほうですが、まずありきたりな点がよくありません。
タイトル、キャッチコピーの役目はその名の通り「目を引くこと」です。ところが、こちらのタイトルはどこにでもあり、かつ体力回復系の商品なら、どんな物にも当てはまってしまいます。
また「アミノ酸とビタミンが体に効く!」も専門用語を使用しているため、読者の頭にスッと入ってきません。(最近ではア

「不」の解消は強いメッセージに
(よくあるタイトル)
軽量・安全コードレス草刈り機
隅々までキレイ
キレイにすることが目的の草刈りですから、「隅々までキレイ」もいいのですが、やはり「不の解消」の方がメッセージとしては強い。
草刈りの何が嫌って、「暑さ」とあの「姿勢」ではないですか?
態勢が苦しいので、何回も何回も姿勢を変えます。
そのうちひざが痛くなるし腰も痛い。
たまに立って伸びをすると、立ち眩み・・・
草刈り機でこうした不快、不満がなくなったら楽ですよねー。
(売れるタイトル)
軽量・安全コードレス草刈り機
立ったままだから腰もひざも痛くならない

インターネット保険 激戦だからそこタイトルも細部にこだわる
保険の広告は超激戦区。
新聞でもwebでも、競合よりわずかでも反応のいい広告を作るために、多くの人が頭を悩ませているはず。
新聞の全面を使った広告タイトルです。
30~40代の男女2人の写真が大きく掲載され、写真の上にタイトルが載ってます。
(よくあるタイトル)
インターネット自動車保険を
甘く見てはいけない
この後のボディコピーを読めば、タイトルの意図がなんとなく分かるのですが、
はたしてこのタイトルで読んでもらえるでしょうか?
タイトルの役割は、興味を持ってもらい、次を読んでもらうこと。
タイトルで全てを伝える必要は