ポスター印刷
- キャッチコピー

「症例」はより具体的に書こう!
ポスターで見かけた整腸剤のタイトルです。
(よくあるタイトル)
大腸がよくなれば様々な症状も治まります。
なんとも無難で面白みの無いタイトルですね。
確かにタイトルで言っていることは間違っていませんし、その通りなんですけど、もう少しキャッチーな言葉で人目を惹きたいところです。
整腸剤の場合、「様々な症状」の部分を、便秘や軟便、おなかの張りやガス溜まりなど、具体的に書いてみると良いと思います。
(売れるタイトル)
妻の機嫌がよいのは、大腸のおかげかもしれない。
こちらは直接的に便秘とは言っていませんが、

雰囲気だけでタイトルを決めない
新聞広告で見かけた化粧品のタイトルです。
(よくあるタイトル)
ダイヤモンド美白で芸能人みたいな肌に!
以前、キャッチコピーは目を留まらせる役目があると書きました。
確かにその通りです。
そして「ダイヤモンド美白」という言葉は、なんとなく凄いもののような気がして、目が留まるかもしれません。
でもそこまでです。「ダイヤモンド美白」という言葉に、「なんとなく凄い」以上の意味はありません。
タイトルには、相手を納得させる言葉を選ぶようにしましょう。
(売れるタイトル)
CMで芸能人の肌を見ても、羨ましくなくなった。

ピンとこない比喩は使わない方がいい
新聞で見かけたパンプスのタイトルです。
(よくあるタイトル)
親指に裸足のような開放感を。
一見すると、親指なのに裸足?と思ってしまうタイトル。
よくよく読むと、パンプスは女性の親指に負担をかけているので、その親指の負担を軽減している商品のようです。
そこまで読めば、キャッチコピーの意味を理解することはできました。
しかし、もう少しすんなり意味がわかる比喩にできなかったのでしょうか。
もちろん、タイトルに比喩を使ってはいけないという意味ではありません。
(売れるタイトル)
女性の悩み

タイトルで生々しく訴求しないと損
雑誌広告にあった歯磨き粉のタイトルです。
(よくあるタイトル)
後悔しないための、歯や歯ぐきのケアはじめませんか
こちらのタイトルは、無難にまとまっていますが、具体的な訴求は何一つありません。
企業は高いお金を払って広告を掲載している訳ですから、広告の中で最もスペースを割くタイトルでは、もっと生々しい訴求をしても良いのではないでしょうか。
このタイトルの場合「後悔」が重要な要素になりますが、歯や歯ぐきをケアしないとどんな後悔をするのか、という点をもっと掘り下げると良いかもしれませんね。

もう一歩、踏み込んだ表現を
雑誌で見かけた電動自転車のタイトルです。
(よくあるタイトル)
のぼり坂も、スイスイのぼれます
こちらのタイトルは、読者目線で悪くはありません。
しかし、もう一歩、具体的に踏み込んだ表現ができるのではないでしょうか。
例えば、ママチャリの場合は坂道ではどうしているか?
その光景を想像して、あとはそれを書くだけです。
またキャッチコピーには、その商品が無い状態を書く場合と、その商品を手に入れた状態を書く場合があります。商品によって使い分けましょう。
(売れるタイトル)
帰り道の登り坂。自転車が荷物になってませんか?
このよ

コンセプト段階の言葉をタイトルにしない
新聞広告で見かけた、家具のタイトルです。
(よくあるタイトル)
あなたの暮らしによりそう家具
家具はたしかに家の中にずっとあり、暮らしに寄り添いますね。
けれど、それはタイトルではなくコンセプトです。
広告のタイトルであるキャッチコピーは「表現」しなくてはいけません。
「暮らしによりそう家具」は、あくまでひとつの切り口・コンセプトであり、ここからさらに発展させる必要があります。
(売れるタイトル)
このタンスで、僕ら兄弟は、成長を競い合った。
このようにタイトルを見たときに、そ